民族資料館(別府秘宝館)
[2001/02/06更新]
※写真が小さいのはわざとです。実際に自分の目でお確かめください。
2000年11月18日(土)
に4年程前のアメリカ長期出張で稼いだマイレージの有効期限が迫って居た為、
所有しているマイレージ内で行けるのはどこか探してみたところ、
大分の往復航空券にも交換可能との事だったので、
ホーバークラフトにも乗りたかったし、
土日を利用して別府秘宝館に行く事にしました。
羽田を8時10分発のJL133便で飛び立ち、
ちょっと定刻より遅れて大分空港に到着。
天気も良く、波もおだやかと言うことで、
のんびりとホーバークラフト乗り場へと進むと、
丁度出発間際で慌てて乗船券を購入してホーバーに乗り込みました。
およそ30分後、現地で友人と合流し、目指すは別府秘宝館(笑)
別府秘宝館は、別府の地獄めぐりの中の「カマド地獄」の斜め前にあります。
以前は、ホテルあしやの隣にありましたが、
平成10年に閉館し、平成11年4月3月にカマド地獄寄りに移転しています。
ホテルあしやの隣には、今でも以前の建物が残っていました。
早速チケット売り場でチケットを購入すると、
パンフレットもご自由におとりくださいと沢山おいてあり、
どこかの言わないと出てこないところに比べたら、かなり好印象です。
秘宝館ではお約束の福引も、ここでは300円との事で割と良心的なお値段です。
中に入ると、中央吹き抜けの2階建で、比較的こじんまりした造りになっています。
入り口は売店となっていて、アダルトグッズの数々が売られています。
ここで早速福引をやって行かないかとオバチャンが誘いますが、
強引さは感じられず、なんか簡単に断れそうですが、
ここはお約束なので300円を払って福引に挑戦すると、末等の赤玉。
友人もやってみましたが、やはり赤玉。赤玉はおたのしみBOXで、
オイラはおっぱい型キーホルダー、友人はローションが入っていました。
しかし、この福引に当たりってあるんだろうか?
それに大当りしたら何を貰えるんだろう?
やっぱりケースに並んでる玩具だろうか?って疑問を残しつつ、
順路に従って進みました。
まずは、左の壁にはインカ帝国の秘宝が並び、黄金の48手な像が並んでいます。
また、反対側のエスカレーターの横(進行方向右側)には、
道祖神がずらりと並んでいます。もちろん男女のアレの形をしています。
先に進むと、左手には48手の描かれた皿や杯、人形などが並び、
その先にはヒンズーの秘宝、そしてカーマストゥーラーと続きます。
突き当たりは、人形の館となっており、いくつかのろう人形が展示してあり、
中央にはホログラムで立体映像が写し出されていました。
エマニエル人形では、
横のボタンを押すと犬がパンツのヒモをひっぱる仕掛けになっており、
正面からは見えそうで見えないのですが、横から見れば…(笑)
普通、秘宝館と言うのは撮影禁止だと思っていましたが、
なんとここの秘宝館には「ご自由にお写真をおとりください」なる表示があり、
写真撮影が許されています。これには好感度アップです(笑)。
(でも現像に出すのって恥ずかしいよな)。
ひととおりろう人形を堪能して外に出ると、
右手には「男根祭り」として木彫りの巨大な男根と、
そのバックには様々な形をした男根が並び、
反対側にはシマウマの交尾模型が展示してありました。
シマウマの先の左手奥では、映画上映をしており、
「神々の愛の体技」と称して巫女さんが48手を紹介してくれます。
見ていると結構楽しいので、時間があればゆっくり通しで見たいところです。
シアターの先には、繁殖生体コレクションとして、
様々な動物の交尾写真とペニスの模型が並んでいます。
これだけ並ぶと、なんだか壮観です。
小動物の物は、まるでライフルの弾丸が並んでいるかのように見えます。
先へ進むと、左手には蝋人形コーナーで、
白雪姫、コタツ、鏡張りの部屋と並んでいます。
この後は、エスカレータで2Fへとすすみます。
エスカレーターは人が近づくと動く仕掛けになっています。
登ってすぐのところには、コンピュータ占いがあったようですが、
貼り紙によれば売店に移ったとの事です。
記念写真コーナーでは、誰でも超巨乳になれます(笑)
また近くには大きなキノコ型の歌麿宝探しと言うのがあって、
手を突っ込むと何かに触れるのですが、何だったのかわからずしまいでした。
左手方向に進み逆時計周りで回ると、まず最初に目にするのが覗き穴。
覗いてスイッチを押すとお約束な仕掛けがあります。
その先が歌麿コレクションとなっており、様々な春画が展示してあり、
絵の上にはガラス板が置いてあって、一応ボカシが入っているのですが、
見る角度によっては…(笑)
その先には、怪しげな掛け軸や、自然の芸術的な男女のアレな形をした火山岩、
なぜかミトゥーナ像などがあり、一周してエスカレータの近くまで戻ると、
マリリンモンローのマネキンがあり、スイッチオン。
んー何も起きない・・・・しかし、しばらく押し続けると下から風が吹いて…(笑)。
階段で下におりると、オバチャンが占いをして行けと誘うのですが、
あまりしつこくないので、簡単に断ることができました。
代りと言っては何ですが、友人へのお土産としてお約束の子宝飴を購入しました。
もちろん男性のアレの形をした飴です。
この時は余り深く考えていなかったのですが、
飛行機で帰ると手荷物検査があるんですよね。
帰りの大分空港での手荷物検査で、
検査員が視線を逸らしたのは気のせいでしょうか(笑)
館内は開放的な造りであまりいやらしい感じがせず、
また展示物も奇麗で良い印象を受けました
(マリリンモンローのスイッチが乳型ではなく、
普通の押しボタンスイッチになっていましたが問題無しとします)。
規模の割には、1000円(隣のミヤゲ物屋に100円引き券があるとの事)
と言うのはちょっと高いと感じるかも知れませんが、
秘宝館の基本的な物はすべて押さえてあり、
地獄めぐりの途中に立ち寄るのも良いのでは無いでしょうか。
惜しむらくは、『別府秘宝館にしか無い物』
(=目玉の展示物)が無いって事でしょうか。
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