2001/04/15に行ってきました。
場所は、栃木県塩谷郡藤原町藤原(鬼怒川温泉竜王峡入口)で、
鬼怒川温泉から国道121号線を川治温泉方面へ
6Kmほど北上したところにあります。
鬼怒川温泉から路線バスやタクシーを利用するか、
東武鉄道で鬼怒川温泉方面へ向かい、鬼怒川温泉を越えて
新藤原駅から先は野岩鉄道で「龍王峡」駅で下車し、
鬼怒川方面(南)へ少し戻ったところにありますので、
比較的行きやすい場所にあるかと思います。
営業時間 | 9:00〜17:00 | |
定休日 | 年中無休 | |
入館料 | 1500円 | |
割引券 | あり | |
団体割引 | 15名以上 |
秘宝殿のすぐ横にあるコンビニエンスストアにも、
入館料が200円引きになる割引券が置いてありますので、
これを利用すると良いでしょう。
★館内は撮影禁止です★
入り口付近にはおおきなオカメの面と、天狗の面が飾られていますが、なぜか
天狗の鼻は男性器のようです。
入り口の自動ドアをくぐると、正面に片乳を放り出した「お竜」なる女性のマ ネキンが立て膝をついています。「下からのぞかないで下さい」と注意書があ りますので、構わずに下から覗くと、そこはお約束通り丸見え状態です。
左右にお神輿が飾られており、天狗の面(鼻が男性器)と、オカメの面(口が 女性器)がそれぞれの神輿にくくりつけてあります。その横には、男性器の形 をした丸太や、祭の様子を描いた屏風などがあります。 ここまでは、まだ入館料を払わなくても見る事ができます(^^; 奥に進むとチケット売り場です。それではチケットを購入して中に入ってみま しょう。
チケット売り場のすぐ横には、癌避け観音が奉られています。賽銭箱に200円 を投入してお守りを入手。でも普通のお守りでした。 その先の階段を登って2Fへと進みます。階段の壁には、鼻が男性器の天狗と、 口が女性器のオカメとの絡みが続いています。
いわゆる道祖神のコーナーです。男性器の形をした石や、女性器の形をした石が 並んでいます。「金精大明神;宇都宮市石那田町」の説明には、「…弓削道鏡が 登山して重い巨根を切り捨てたのがその名の由来…」とか書いてあり、大きな男 性器が並べられていました。また、なぜか小銭が撒いてあります。
天井から勢いよく水が吹き出し、滝を演出したところに、左右から面を着けた男女 のマネキンが出てきます。そのマネキンが引っ込むと、奥のスクリーンにハダカ の男女(面はつけている)が映し出され、豪快な舞を踊りますが、舞と言うより 交尾シーンです。
お坊さんが熱心にお経を唱えているのですが、やがて男女の絡みを妄想しはじめ その妄想内容が奥のスクリーンに写し出されます。するとお坊さんも思わず股間 が元気になってしまうと言う、煩悩の固まりのようなお坊さんの1シーンです。
出征の前夜、甲胄を着けた男と、仰向けになった女性が交わっており、窓にはその 様子の影が写しだされます。最初は「いかないで」と言ってた女性が、やがて 「行く〜行く〜」と言い出すと言うオチでした。
太閤秀吉による5Pのジオラマです。日本版ハーレムと言ったところでしょうか。 別に動いたりするような仕掛けが無いので、ちょっと寂しい印象を受けます。
若い女性の一人旅は危険だと言う事で、 雷鳴が轟く中、若い女性がカゴ担ぎ2人に襲われてしまっているジオラマです。
ナレーションでは、「しょううつしこいなさけみぶのてくだ」と入りますが、 説明パネルには「しょううつしれんじょうみぶのてくだ」となっていました。 栃木県の名産品であるカンピョウを干す娘と、家の中からその様子を見守る父、 そして娘の後ろに立つ使用人らしき男のジオラマがあり、 人が近づくとスイッチが入ります。 まず、「栃木県の農産物で我が国第一位を誇るのはカンピョウである …<中略>… そこ頃ののどかだがせわしないある農家の日常である」 と言うナレーションが流れます。
父:「今年もええかんぴょうができたなぁ…のぉ…娘」
娘:「そらもぉお父っつぁん、ええのなんのって…ぁぁ…」
男:「あぁ、旦那様、本当にええもんですのぉ」
父:「おぉ、なんてこった。オラもえぐなってきたぁ」
すると、窓から娘と使用人の交わりを見ていた父の股間が大きくなり、 家の壁を突き破って出てきますが、すぐに引っ込んでしまいます。 それを見た娘が一言
娘:「あらお父っつぁん、やっぱり早いのね」
………
温泉で絡み合う男女と、それを盗み見て一人慰める娘のジオラマです。 娘の股間(いわゆる花びら)が開いているのを間近で見る事ができます。
いわゆる春画の展示です。
中央にホログラムによる女性同士が抱きあう立体映像があり、 周りの壁が男女の絡み合う姿(ミトラ)のレリーフとなっています。
両脇に男女の生殖器の構造(断面図)の解説パネルと、 48手のパネルが展示してる通路です。 これを過ぎると1Fに戻ります。
昔なつかしい野球拳ゲーム(LD内蔵で実写の女の子と野球拳する奴)と、 お金を入れると短い映画が見られるボックスが置いてあり、 どちらも200円でした。 また、中央にはハダカの女性のマネキンが寝そべっています。 壁には「TOUCH DOLL」と言うハダカの女性のレリーフが飾られてあり、 こちらはお触り自由でした。
いわゆるポルノ映画の上映を行っています。 スクリーンの両脇には、スケスケのネグリジェをまとったマネキンが2体づつあり、 また壁には「浮世絵展示」と言うことで、春画が飾られていました。
出口前は売店になっており、バイブやローターなどの大人のおもちゃや、 般若を開くと女性のハダカになっているキーホルダー、 アダルトビデオ、48手ハンカチ、子宝飴などが売られていました。 福袋もあり、2000円の福袋にはローターが、 5000円の福袋にはバイブが入っているらしいのですが、 恐くて買えませんでした(苦笑)
外にでると休息所になっており、プライズゲームがありましたが、 景品はバイブやら、女性の下着やら、そういう関係のグッズでした。 試しに3回ほどやってみましたが、当たりませんでした(笑)。
5年程前に訪れた時は、入館料が1800円でしたが、 現在は1500円に値下げされており、 割引券の利用で1300円で入る事ができるようになりました。 また、浅草からは東武線の快速で3時間ほどで行けますし、 最寄り駅からも歩いて行ける程近いなど、 都内からは比較的行きやすい秘宝館だと思います。 ただ、安くなったとは言え、料金のわりには規模が小さい気がするのと、 動きのある展示が少ないのが残念です。
単なるジオラマではなく、ボタンを押すと何かが動くとか、 ハンドルを思いっきり回すと風がふいてスカートがまくれるとか(笑)、 見物客が参加して楽しめるような仕掛けがもっと欲しいところです。