小牧3大寺社

(最終更新日:2003/07/23)
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はじめに

全体マップ 愛知県小牧市には、女性器の姫之宮(大縣神社内)、男性器の田縣神社、 そして乳の間々観音と、2つの神社、1つのお寺が1直線に並んで存在しています。

これらは何れも、子孫繁栄、安産、五穀豊穣、国土発展などの信仰の対象であり、 秘宝館とは異なり真面目な存在ですが、日本の性文化を考える上では、一度は取り上げてみようと思い、 2003年7月20日に参拝して来ました。


姫之宮(大縣神社内)

姫之宮03 境内の説明によれば「玉姫命を奉り、古来より安産、子授など女性の守護神として崇敬が篤い」とあります。 3月15日には豊年祭が行われますが、田縣神社のような派手さは無いそうです。

名鉄小牧線で、犬山から楽田駅へ行き、改札を出て右方向にまっすぐ20分程歩くと、 大縣神社があります。ゆるやかな昇り坂なので、運動不足の体にはちょっときついかも知れません。

姫之宮03 正面の鳥居をくぐり、まっすぐ行った先にあるのが、「姫之宮」です。

姫之宮04 裏手には、「姫石」や「姫木」が奉られています。


田縣神社

田縣01 境内の説明によれば、奉られれいるのは「御歳神(おんとしのかみ)」=五穀豊穣の神と、 「玉姫命(たまひめのみこと)」=子宝・安産の守護神と言う事で、 大縣神社の姫之宮と対をなす神社です。 毎年3月15日には有名な豊年祭が行われ、 長さ2.5mの巨大な男性器(大男茎形:おおおわせがた)が神輿になります。

名鉄小牧線で、犬山から田県神社前駅へ行き、改札を出て左方向へ出て、 広い道に出たら左方向に5分ほど行ったところにあります。 大縣神社があります。

田縣04 本殿には、大男茎形が奉られています。 上を見上げると、普通の神社では鈴がぶら下がっているのですが、 ここでは鈴までもが男性器の形をしています。

田縣02 本殿の左横から奥へと進むと、奥宮があります。 その右には、「珍宝窟」があり、商売繁盛、金運の願いを込めて右の玉をさすり、 恋愛成就、子宝、安産、夫婦和合の願いを込めて左の玉をさすると御利益があるそうです。

以前は、この神社の裏手に「性態博物館」と言う動物の生殖器を集めた博物館があったのですが、 今は跡形もなく、普通の民家が建っていました。 また、すぐ横に大きな土産物屋があったのですが、残念ながら改装中で工事していました。


間々観音(乳観音)

間々01 千手観音が奉られており、乳の出を良くしたり、子宝に御利益があるそうです。

名鉄小牧線で、犬山から小牧駅へ行き、そこから市役所方面のバスに5分程のって、 「間々乳観音前」のバス停で降りて、5分程歩いた先にあります。 全出の2つの神社に比べると、こじんまりした感じのお寺です。

間々02 入ってすぐのところにある手洗い場では、乳から水が湧き出てきます。 すぐ横には「のぼらないこと」「他のものをいじらないこと」と注意書きがあります。

間々04 次に目に入るのは、「慈乳観世音(じにゅうかんぜおん)」で、 乳からは水が溢れ、抱えた子供に与えられています。

間々05 本殿の前には、乳の形をした石像が安置され、 乳がよく出るようにと願いを込めてさするのだそうです。 周りには、立体的な乳のついた絵馬が沢山奉納されていました。

間々03 一回りすると、記念写真コーナーがあります。


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