性神の館

(最終更新日:2003/07/23)
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料金等

チケット 2003年7月21日の情報
営業時間10時〜18時
定休日毎週火曜日
入館料700円
団体割引15名以上で600円


行き方

性神01 東北自動車道の宇都宮インターチェンジ日光口を出て 日光宇都宮道路の徳次郎(とくじら)ICのすぐ近く。 電車で行く場合には、JR宇都宮駅からは西口8番の乗り場から関東バスで、 日光東照宮、今市車庫、船生、鬼怒川公園駅前、石那田行きにのり約40分で、 中徳次郎(なかとくじら)下車、293号線を西へ徒歩10分くらい。

住所は、「栃木県宇都宮市徳次郎1478」。 看板はあるものの、あまり目立っていないのでうっかり通り過ぎたのは内緒です。


内容

性神02 入り口の手前には男性器がそそり立ち、建物の入り口は女性器になっています。 入り口で入館料700円を払って入館。 ちょっと前までは、入館料は1000円でしたが値下げしたようです。

館長と思われる女性から、ざっと展示物の説明を受けます。 手に持っている指示棒は、先っちょが男性器になっています。 まずは、金精神社の説明です。金精様と言うのは男性器の事で、 小さな神社の周りにびっしりと木彫りの男性器が敷き詰められています。 すぐ横には、田縣神社の御身体なる木彫りの巨大な男性器が置いてあります。


続いて、どこから来たのか尋ねられ、 そこにまつわる道祖神や祭の説明をして貰えます。 日本には、性にまつわるお祭が沢山ある事がわかり、 それぞれの祭に関するスクラップも閲覧できます。 また、日本各地の性に関するお守り、縁起物が沢山展示してあり、 特に金山神社(神奈川県・川崎市)の物が多くありました。 もちろん「かなまら祭」のスクラップも当然のようにありました。

日本以外の色々な国のグッズを紹介して貰ったあとは、 春画の説明に入り、春画の特徴を教えて貰えます。

春画の反対側には、博多人形技師による四十八手の人形の細かな細工の展示の説明を 受けるのですが、「海●堂が作ったら、しわの1本1本まで再現して、 日本の48手シリーズだ」と馬鹿な考えが浮かんだのは秘密にしておきます。

江戸時代の性具の説明に入り、ベッコウ細工の張り形や、 ひごずいきの説明の後、 昭和50年頃の色々なオトナのオモチャの展示へと続きます。 目をひくのが「ぺいごのいんぽ」なる燭台を大きくしたような 女性の蜜を集める道具でした。集めて何に使うのかというと、 精力剤の他、火傷のクスリになるのだそうですが、効果の程は疑問ですね。

続いて動物の性器の模型って事で、クジラのオス、 雌の性器模型が展示してあり、その横には像のペニスの模型がありました。 クジラの性器を見た事があるかと聞かれましたが、 太地のクジラ博物館を始めとして、伊勢秘宝館、 性態博物館などで見た事もありますし、 女性器の真横に乳首があるのも知っていました(^^;; ちなみに、上野公園の国立科学博物館の横にある シロナガスクジラの実物大模型は雌で、性器も確認できます(笑)

その後、ヘビの交尾は1日中続き、そのおかげで精力剤として使われているとか、 そういう説明があります。

体位の説明では、日本では48手と言われているけど、 100手あると言う話や、インドでは500手あると言う話、 そして中国ではテンソクと言う習慣があって、 どういう目的があったのかとか話を聞いているうちに、前半終了。 しばし自由時間で、自由に展示物を見学となります。

館内は撮影禁止ですが、金精神社の前で記念撮影しても良いと言う事で、 記念撮影をさせていただきました。

前半の展示物を見終ると、昔のスナックの様な部屋に通され、 壁一面の道祖神の写真資料の見学です。 この部屋で10分程のHビデオの上映がありますが、 以前はここで飲み物を注文して、 一休みしつつくつろいだであろうメニューのなごりが壁に残っていました。 映画の内容は、エロシーン満載なのに、とても脱力するような内容です(笑)

ビデオの後は、お土産コーナーです。 色々なHグッズや、お約束の子宝飴が売っていますが、 これぞと言う物は無いのですが、 高級ダッチワイフが18万5千円ってのが印象的でした。

秘宝館と言うより、看板の通り博物館と言った感じでしょうか。 他の秘宝館のようにアトラクション的な仕掛けはありませんが、 性に関する豊富な資料が揃っており、知識を深めるには良いと思います。

ちなみに、開館は昭和50年なんだそうで、 開館してから28年〜29年になるとの事です。


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